2021-06-28

弾丸 in でっかいどー 北海道ツーリング 3日目(前編)

 早寝のおかげで、早朝に目が覚める。
 
とはいっても、この時期は明るくなるのが早い。
道東ということもあるしね。
夜明け前後の時間に砂利の上を歩いて、何かを引き摺る音が聞こえる。
ボートのようだ。
朝まずめの時間に船を出している。
足漕ぎのボート、静かな湖面を手漕ぎのオールで進むボート。
いくつか種類はあるみたいだけれど、いずれのボートにも竿が見える。
(後でわかったことだけど、釣りパックがあるらしい。) 
 
何艘かのボートが沖に出行くのを見送りながら、
昨日買ったおにぎり食べつつ、コンロでお湯を沸かし、
持ってきた粉でコーヒーをマイボトルに淹れる。 

 

 

 コンデジ用のPLフィルターがあるみたいだけど、

PLフィルターで反射を抑えたら、

どう、写ったかなあ?

 

 

 パノラマで撮ってない(笑)

 


 

驚きの透明度 


 

 

 

 

 今日は、早朝の出発。
重いけれど、砂利の上を押していく。駐車場のちょい手前で力尽きた。
この辺で、掛けてすぐ離れたとこに行って、
しばし暖気してから、次の目的地へ旅立つ。
 
 美幌峠を目指して走る。
途中、津別峠への分岐が目に入ったが、霧の出やすい時期なら、
そちらに進むのもありなのかな。運が良ければ雲海が見えるんだろうね。
 
美幌峠に手前に差し掛かった時、なんか聞こえた・・。ほにゃららふる・・えっ?
え、なんだって??
インカムのシャッターを切ってみる。ほにゃらフル? えっ??
嘘やん。そんなに撮ったっけ?
無情にもそこでインカムの64GB microSDメモリーがいっぱいになってしまった。
がーん。
予備持ってきてないよ・・。仕方なく、そのまま美幌峠へ。
 


 美幌峠からの屈斜路湖

 さっきまでいた和琴半島が眼下にみえる

 

 

 


 

 

 

 

 


 美幌峠の下りは、思いもがけもしないワインディング。
 
普段なら楽しめるんだろうけど、フル積載の今、怖い怖い。
時々リアが流れてる。
この荷物でずるっといったら、コントロールできない。
無理。
大人しく、しっかり減速して走る。
北海道でも時々ワインディングあるのね。
高速コーナー的な道ばかり走ってきたから、ちょっとは楽しんでいるけど、
リアは流せない 駄目!絶対!(笑) 
うちには、トイレをはやく掃除してよと叫ぶネコさんたちが待っているに違いない。
♪~( ̄ε ̄;)
 
( 通常の2倍の砂と、トイレシートを上3枚に5,6個の穴をあけて、
  最底部のシートだけを未加工で敷いてきた。
  ご飯は底の深い大皿に4つにいっぱい盛ってきた(笑)
  最大5日は持つだろうという前提で。
  んこは・・unkはごめんね!
  早く帰るようにするよ!と。)
 
そんななので、時間的な都合がある。
生きて帰らなければいけない使命がある。
 
話が逸れた(笑)

 

美幌峠下りのワインディングをほどほどに楽しんで、
市街に入るところで、Yaehが飛んできた。
このご時世だから積極的にはしていなかったけど、きたものには返す!
 
北見市内のGSで給油。大体200km弱くらいで給油している。
昼間なら、困らないんだけれど、夕刻が迫るときは早め早めに給油。
この地では命の水だね。
とくに道北はね。
これから向かうのも道北。
遠くに海のような汽水湖サロマ湖を眺め、
掠めて佐呂間町、雄別、左手に紋別空港を見、紋別市内を過ぎて、
オホーツク海とご対面。
 
ここまでの道すがら遠目には見えていたけど、
間近に迫る海岸の水の色がエメラルドブルー?スカイブルー?きれいな色合い。
きっと、この潮の中は北の地から海流に流されてきた栄養豊富なミネラルが
溶け込んでいる。
厳冬期ならここに流氷が接岸しているんだよねぇ。
流氷伝いにオオワシやオジロワシも、思いを馳せると感慨深い。
 


 

 

 


 

 

 

 

 

 
その後も海岸沿いの道をひた走る。 
興部、雄武、枝幸まで一気に走る。お船の形の道の駅で休憩。
 
トイレへ行った後、お昼にしようと思って、中に入るも営業終了。
まだ1時半だよ!
先にきていたおばちゃんたちがごねている。
強引さに折れ、お店のおばちゃんが他のスタッフに伝えている。
何にするかのメニューのオーダーでまだ時間がかかりそうだったので、
私は諦めた。おばちゃん軍団は強いよなあ。(笑)
 
ここにくるまでの間でも感じていた。
風がつっよい。天気は悪くないけど、風が強い。
当初の予定では、浜頓別でキャンプを張る予定だったけれど、どうにも風が強い。
 
今日の目標は宗谷岬。まだ先がある。とにかく走り出す。
猿払で何か食べられるかなあという淡い期待を込めて。
浜頓別でクッチャロ湖を左手に眺めながら走っていたら、
見つけちゃいけないものを見つけてしまった。

『 エ サ ヌ カ 線 』への誘導看板を・・

あの道を入っていくとさ?
本来のエサヌカ線はクランクを曲がって行ったとこにあるんだ。
 
でもね?そこを曲がらずにまっすぐ行くと、
裏エサヌカ線(ダート)があるのを知っていたんだよ。
そりゃさ?オフ車だもん 行くじゃん!まっすぐ!(笑)
 
それが誤りだったことはすぐに気付いたけど、時既に遅かった。
フル積載で行っちゃだめだよ!あんな道!
ネットメディアや雑誌やチューバーがいくら扇動しても、
絶対にフル積載で行っちゃだめだよ?
駄目だからね?
 
水溜りの連続ではあるんだけど、
ところどころでサンドでタイヤを取られる上に、
その水溜まりが結構な起伏の、いってみればウォッシュボード上に連続している。
 
( 当然だけど、雨の多い時期は水溜りになっているので、汚れてもいい格好で )
 
さらに追い打ちをかけるような悪魔の囁きが聞こえた・・気がした。
魔が差したんだ。
ちょっとこっちにおいでよって言われた気がしたんだ。
海岸の方へ・・

普段の一割増の高速向けのエアで食うわけがない。
一瞬でもこんなとこでリアが滑ったら、
支えられるわけがないんだ。
当然の帰結。コックはすぐにオフにした。
サイドバッグに足を挟まれて手こずった。
シートバッグはバックルを外して下ろした。
 砂に食われてなかなか起こせない。
タイヤの下の砂を掻き出して、
Fブレーキをロックさせて、パワー!!
とは言わないけれど、こなくそ!で、
腰を入れてなんとか起こした。

いやあ。こりごりだね。
ほぼ立ちごけに等しいんだけど、
高重心化している荷物の重さには耐えられないよ。
足場の悪い砂だし無理よ。
その場では足場が悪く再始動はできないので、
押して足場の良さそうなとこまで5mほど押す。
出がけに作ってカラビナを通してきた合板のスタンド敷きを
挟みいれて荷物を取りに行く。
タナックスのフィールドシートバッグの左側のバックルが千切れていた。
運悪くサイレンサーの熱で融けたんだねえ。
砂に埋まったのか、残骸が見当たらない。荷物を拾いにいく。
 
 

当然だけど、誰もいない。

何かあっても自分だけで対処するしかない。

 

だけど

景色は最高


 な~んもない

だ~れもいない

聞こえるのは

波の音と風の音だけ

 

 

 
 ホットスターターのバルブを開放し、数回のキックで復活。
こういう時のためにホットスターターを自作で作った。
苦も無くエンジンは再始動。
荷物を積み直し、手近なルートから舗装路に戻る。
このルートの半分くらいダートを走ったみたい。
余計な時間を食った。
悪いお手本。
ここにくるなら荷物は宿に置いてから着ましょう(笑)
 
( この辺でバックルのオスが落ちていたら私の痕跡です(笑)
  この絵の反対側に漁師小屋か監視小屋かわからないけど、
  放棄されたような小屋があった。)
 
思わずオホーツク海に向かって叫んできちゃったよ。ふぅ~。
 
 余計な時間を使ってしまったので、時間が押している。
気を取り直して走り始め・・る前に
カメラカメラ。

 

舗装路に戻ってから

エサヌカ線と裏エサヌカ線の中間の

だ~れもいないとこ

 

な~にもない

車すら通らない
 

 

 

 
 体力を大分吸い取られちゃったけど、宗谷岬が呼んでいるから行く!
 
バイクに乗っているからには、一度は目指す場所へ。
 
吹き付ける風は相変わらず強い。
宗谷丘陵が次第に見えてくる。
こっちにこーいとばかりに枝道が誘いかける。
いやいやいやいや。
後で行くから、今はまだ駄目。
 
 いつも目的地に着くのは夕刻。
あそこで魔が差さなければ、もっと早く着いたんだよ。


 

やっと着いた

ペアな二人が碑の前で戯れているのを尻目に

最北端のGSで給油を済ませ

最北端給油証明書をもらう


 

 
もう一つの目的地へ観光案内所の脇から登っていく。
ルート案内の案内看板が要所要所に整備されていて、
ナビを見ずとも行けるようになっている。


 目的の場所ではないけれど。

目を奪われるところでは、

つい、立ち止まってしまう。

 

 

 

 

白い道 利尻富士を望む

 何とか、ここまでは着たけれど、

この後どうしようか・・

 

 

 
 浜頓別へ戻るか? 天塩に進むか? 
( この時何故か天塩が思い浮かんだ )
 
距離的にはどちらも、そう大差はない。けれど、相変わらず風が強い。
内陸の風が防げそうなほうに逃げたほうがいいか?
陽が、時間が差し迫る。
事前情報では、浜頓別の管理人さんは17:00時にはいなくなるとの情報が。厳しい。
 
どうする? どうしようか? 判断を迫られる・・

 


 

つづく

 

 

宿泊予定:クッチャロ湖畔キャンプ場

       

 

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